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子宮を貸して|【ネタバレ】歪んだ姉妹の夫婦交換


↑子宮を貸して1巻

子宮を貸して、とは?

衝撃的な作品ですので覚悟をして読んでください。
 
 
主人公の円花(まどか)は優しい夫と、金銭的にも恵まれた不自由のない暮らしをしていました。ただ一つ、
 
どうしても子供が出来なかった事だけを除いては。
 
実の妹の茜(あかね)は円花とは逆に子供に恵まれてはいましたが、夫はまともな仕事もせず苦しい生活を送っていました。
 
 
・円花は茜が苦労なしに子供を3人産んだ事を羨み
 
・茜は円花の夫、高志(たかし)の優しさと裕福さを羨む。
 

実はこの2人、相手より上に立っていたい欲が強い姉妹なのでした。
 
競争意識ゆえ、無意識に相手が持っていないものや相手より優位な点を探しては優越感に浸っている歪んだ面を持っています。
 
 
円花は8年に及ぶ不妊治療をしてきたものの、結局努力は実らず妊娠する事ができませんでした。
プレッシャーや、周りからの皮肉な視線、そして1番は茜への劣等感が引き金となり、抑えていた感情が爆発し高志へ再び、どうしても子供が欲しい事を訴えます。

すでに不妊治療では妊娠の望みが無い事を医師から告げられている円花たち夫婦は日本では認められていない体外受精による代理出産で子を得ようとします。
裕福な円花たちにとっても8年に及ぶ治療費はすでに莫大な金額を投資していました。しかし、今後行いたい代理出産こそがさらに莫大な費用がかかる事に打ちひしがれます。

費用面での壁を理由にはどうしても諦めたく無い円花は若くして3人の子供を得た茜の事を思い出し、なんと
 
茜に出産の代理母になってもらう事を依頼します。
 
円花の思惑は、貧乏な茜であれば正規の治療費よりもかなり安い報酬で請け負ってもらえるだろうと踏んだのです。

「妹の思惑」

子供が出来やすい体質の茜にとってみては、多額の金を得られる円花の依頼は魅力的な依頼でした。むしろ
 
「子供を産むだけで500万円を貰えるなんて」
 
と円花の切実さに反して、おいしい儲け話だと考えます。

茜は代理出産の依頼を快諾しますが、心の中では相手より優位に立ちたい2人。
茜もここぞとばかりに無茶な条件を突きつけて円花の気持ちを揺さぶります。

その条件とは
 
「お互いの夫、そして家での生活を交換する事。」

ロクにまともな仕事もせず子供の世話も見ない夫に辟易し、貧乏な暮らしにも疲れ果てていた茜が要求したのは真逆の生活を優雅に送っている
 
「円花の生活」
 
でした。
 
序盤から各登場人物がそれぞれ抱える切実な問題とあわよくば相手を陥れてまでも優位に立とうとする思惑に背筋が凍ります。
 
実の姉妹なのにここまで自分の優位性にこだわるのか、と…
序盤からの怒涛の展開と人間模様に目が離せません。
 
 
 
この「子宮を貸して」はU-NEXTというサイトで1巻165円で読む事が出来ます。
もちろん無料試し読みもありますので、それから決めても良いでしょう。
 
なお初回に限り31日間無料トライアル登録をすれば入会特典で3巻分を無料で読む事ができます。
入会は無料ですし、期間中に退会すればお金は一切かかりませんのでかなりお得な方法ですね。
実際相当面白いマンガなので、かなり一気読みしたくなります(笑)
 
 
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怖いながらもハマりますよ...

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