王様ランキング 【13話あらすじ・ネタバレ】カゲはボッジに別れを告げた!?
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12話までは…
母親を亡くしてからのカゲの生き様が明らかになりました。
毋は無く、金も無く、カゲが生きていくには盗みを働くしかありませんでした。
そして金に目が眩んだ男との共同生活。
もちろんカゲが盗人役を努めた上で成り立っている、男に有利な生活。
男はカゲがお尋ね者であると知るやカゲの居処を売り、金にしようと企みます。
カゲは再び追われる身となりー。
金に目が眩んでもカゲの家族
追手に気がついたカゲは急いで闇に紛れ、朝まで身を潜めます。
そして翌朝、追手が男の仕業である事を知らぬまま男の家に戻るも即座に追い出されます。
カゲの情報で得た金が縁の切れ目と言わんばかりに…
こんな男でも、今のカゲにとっては唯一家族の様な存在ー。
また一人になってしまう寂しさから男にすがるも、足蹴にされてしまいます。
そして男はカゲを振り払い、カゲの情報を売って得た金で酒場へ。
なんて酷いやつだと思う間もなく、男には天誅がくだる事になります。
他の客との喧嘩により、あっさり刺し殺されてしまうのです。
死の間際ー。
男は先ほどまでのカゲに対する自分の態度を後悔します。
盗みがうまくいった日は一緒に喜び
一緒に寝て
一緒に笑った日々ー。
そんなカゲを金欲しさで売ってしまった事を
自分自身も独り者として寂しかった事を思い出し、最期に涙を流して死にます。
男が死んだ事を知る由もないカゲは頼る所もなく、結局毎日男を探し歩きます。
そしてある日、男を知る人から男は死んだ事を告げられ涙を流すカゲ…
こんなゲスな男であっても、カゲにとっては特別な男ー。
カゲの波乱に満ちた人生にこちらも涙を誘われてしまいます。
べビンの決断と策略
そして場面は現在に戻り、再びべビンと対峙ー。
カゲが城に忍び込んだ理由をべビンに問いただされています。
影の一族が暗殺一族として生きてきた事を知るべビンは、カゲに本当の目的を話させます。
「オレは…ボッジの力になりたかっただけだ…」
暗殺目的ではなく、力になりたかった!?
カゲの意外な言葉に驚きつつも、べビンはカゲの発言を確かめるべくボッジ本人へカゲの存在を確かめに行きます。
カゲに会えなくなって心配していたボッジは、べビンからカゲを知ってるか尋ねられた際、すごく大事な友達だと説明します。
それを聞いたべビンはボッジとカゲを引き離す為の嘘をボッジに伝えます。
「その者は旅に出るのでボッジ様とは2度と会えないとのことです」
べビンの言葉にショックを受けるボッジ。
しかしカゲが言ってくれた言葉、
「オレどんな時もお前の味方でいたいんだ」
を何度も思い出し、カゲの真意を想像します。
・なぜカゲはわざわざべビンを通して自分に伝えてくるのか?
・なぜ自分には直接話してくれないのか?
・なぜべビンとだけやりとりしているのか?
そこまで考えて、カゲの真意ではない事を確信します。
そしてべビンがカゲをコントロールしている可能性があることもー。
慌てて城に戻り、べビンを探すボッジ。
カゲは無事なのか?
べビンはどこにいるー?
13話のポイントは?
- さらなるカゲの生い立ちが明らかになりました
- べビンがカゲとボッジを引き離す為に工作?
身寄りの無い者同士、寂しさを紛らわすかの様に寄り添って生きてきた姿に胸が詰まります。
もちろん、金に目が眩んだ男を手放しで褒める事はできませんが、金と酒でしか幸せを実感できなかった人生が哀れで、ある種の同情を覚えます。
そして死の間際にカゲを想い、後悔の念から涙を流して死んでいったこともー。
場面が現在に戻り、べビンがカゲとボッジを引き離そうとする事も憤りを覚えますが、べビンは王族の身辺を守る為の忠誠心からの行動だと思えば納得せざるを得ません。
しかしべビンはこのままカゲを始末してしまうのか?
ボッジはべビンが行動を起こす前に間に合うのか?
1巻はここで終わり、14話からは第2巻に突入します。