子宮を貸して|【ネタバレ】偽装妊娠、不貞、脅迫
↑子宮を貸して1巻
「妹と夫の大きな裏切り」
波乱の展開と欲望と思惑が渦巻く「子宮を貸して」。
現在の大きな展開は、
「お互いの夫、そして家での生活を交換する事。」
円花の妹の茜の体を借りる事による代理出産の代償条件として、交換生活を送る夫婦たちが描かれています。
交換生活の中、茜は流産をしてしまいますが、茜と高志は肉体関係になり、あろうことか流産の事実を隠すために子供まで作ってしまいます。
円花に流産した事を隠したい茜と高志たちは、円花に流産の事実を悟られない為に偽装を続けます。
売買ルートで胎児のエコー写真を入手し、あたかも代理出産の子が育っているかの様に見せて安心させるなどの行動をとってー。
円花はそんな2人に疑いすら覚えず、自分の子になる命を見て順調に育っている事を喜び、嬉しさのあまり高志に泣きながら抱きつきます。
すでに気持ちが高志の方ばかりに向いている茜はそんな円花を見て、密かに円花へ敵意の視線を向けます…
「その子は代理出産では無いという事実」
茜は高志が帰ってくると妊娠検査薬を見せて、高志との子を妊娠したと伝えます。
円花とは10年不妊治療を努力したのに、茜とは簡単に妊娠できた事から熱い感情が込み上げて高志は泣きながら喜びます。
それを見た茜も共に涙し…
しかし高志はこの先の事を考えた時、このまま円花を騙し続けられるか心配になります。
そこはすでに円花へ敵対心を持っている茜。
茜と円花は血液型も一緒なので大丈夫だと答えます。
一方、高志と茜が抱き合っている場面に出来わした、円花の「元不妊治療仲間」の満子は、高志が浮気している事を確信。
円花に偶然再会した時は、円花は茜の子供達3人と散歩中。
満子は円花には子供が3人もいると勘違いし嫉妬心から激昂。
その後に高志の不貞を知った事から、円花が裏切られている事に喜びます。
満子は身を結ばなかった不妊治療ですでに生活が困窮。
全てが順調に見える円花に、募る嫉妬心と憎しみをぶつける事に決めます。
浮気している高志を金ずるに脅迫する事で…
姉妹のドロドロが極まりつつあり、偽装も含めて取り返しがつかない所まで来ている事がわかります。
茜も高志もさすがに酷いですね…
さらに満子が大きく話に関わってきました。
悪いのは高志と茜なのですが、勝手に円花を逆恨みしている所が何とも気持ち悪いやつです。
しかし、悪い行いには悪い事を呼び寄せる…
人間、誠実に生きねばと身につまされます…